何とか嫁さんのツワリも落ち着いてきて作業をしてくれる。
お手伝いに2人来てくれて、女性3人の作業。
作業小屋の5分の1ぐらいのスペースで作業している。ここは色々な機能を持って時間が流れて来た場所。私たちが利用してきたというよりは、この場所が私たちを生かして来てくれたように思う。
ここに映る光景はいつも美しく、時の流れをスムーズにしてくれる。
人が生きるということ、営むということ、この小さな場所で、一瞬の時の、僅かな世界に、どれだけ多くの世界が存在し、素晴らしいかを教えてくれる。
「場所は広くても小さく工夫して使った方が散らからなくていい」なんて冗談を言っていたけど、この世界でも人は片隅で工夫して小さく生きた方が散らからなくて良いのかもしれない。
今使っているインターネットも情報のバラマキのようにも思える。
この広い世界が、限りある世界と人が知った時、再び一人一人の心の中に無限の世界が戻る日を願う。
それは、少しの工夫から生まれるのかもしれない。
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