葡萄

未分類 2016-07-26

SDIM5746

作業小舎前のフェンスに4年前に植えた葡萄。
2年目には実り、子供たちが毎年楽しみにしている。

我が家はテレビもゲームもない。それが良いのか?悪いのか?分からないが、貧乏というのは選択肢が少ない。我が家の暮らしはその結果で、そうしたいからというよりは、そうなっている。

最近、ラジオやインターネットのニュースで「ポケモンGO」がよく取り上げられている。
何のことなのかさっぱり分からなかったが少しずつ理解し始めている。しかし、世の中はどんどん変わるものだなぁと感心する。
大人なったらゲームは手放すものって子供の時には思っていなかったのだろうか?

現実と仮想。どちらを焦点として捉えているのか?
現実から見ると馬鹿バカしいことでも、仮想から見ると画期的なものになる。
現実から見ると小さな虫の形や色や動き、草でもよく見ないと気付かないことって沢山あるのだけど、仮想からするとどうでも良いことになってしまって、目的は現実を背景としたゲームになる。

人が作り出す物質というものに翻弄され、経済というものは支えられ、人がもっている目で直接見る世界ではなく、画面を通して世界を利用していることはとても残念なことのように思う。

毎日、闇と光が繰り返す普遍的な循環の上で、その時代時代の一過性の価値観や常識に左右されずに暮らすほうが貧乏人にはふさわしいのだろう。

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