椿を活ける

未分類 2018-03-17

ようやくなのか?どこかで気持ちがその気になりはじめているのかなと感じる。

冬で休眠状態の気持ちを再びフルスロットルまで持っていくのは、そう容易くはない。
この時期は気温が上がるにつれどんどん種を播いていかなければいけないから、身体が動かなくても気だけはしっかりと持っていなければいけない。

気持ちが上向けば、どんどんやりたいことが噴出してくる。身体はまだ、動き始めない。

そんな時、頭を無にする。
ドアを開け、生垣の椿をとってきて挿してみる。

どこかで集中力が増し、プツンと何かが切れると、睡眠時間3時間でも、布団で寝なくてもどんどん働ける。余り、そうはなりたくないから自制するが、極端で殆どが怠け者。
農業をしていると何かに縛られることがないので、モチベーションの持ち方が難しい。ある意味、サラリーマンの延長線上で時間を区切って仕事をすればメリハリも出るのだろうが、どこかスマートではないと思えるのはなぜか。

とにかく私は農家には向いていない。
向いていないからこそ何か湧き上がるものがあるだと思っているのだけど。

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