冬至

未分類 2016-12-21

sdim6230

ホウレンソウは-2度でも成長するらしく、脅威の野菜。
この冬は野菜不足でより計画的に出荷している。ホウレンソウは年明けに出荷予定。

今日は一年で一番暗闇が多い日。
悩む、考える、メランコリー、から転換する時でもある。
「これから何が始まり、何が起ころうとしているのか?」
そんな、不穏な空気がこの時代という時に漂う。
それを気付くのか?気付かないのか?見て見ぬふりをしているのか?まだ現実味を帯びないが、何れイヤでも体感、目撃をしなければいけないこととなる。

今の年配者はこの時代が良くなったのか?悪くなったのか?見定めることが出来ない状況の中、確実に良くなったこと、と確実に悪くなったこと、両面を知っている。

だから、私たちもこの時代を走り抜けて初めて見えてくるのだろう。
ただ不穏な空気というものは不気味に煙草の煙のように私の周りに漂っている。

まだこの時代は冬至という季節を迎えていないのだと思う。
ただ必ず転換する時が来るはずだ。

物価は上がり、税金が上がり、労働時間が伸び、年収は下がる。
そういう時代ではより価格に敏感になり、より安いを求める。消費はより大量生産された物になり、労働力もより大きな企業へ流れる。

人の意志が反映される職場がないということは私という意識が希薄になる。それは人の経済の自立を可能とし、私という自立を妨げることになる。自分で何かが出来る時代は終わったということになる。
商店が潰れ、小規模農家がやれないことも同じこと。

私たちの日常の中に当たり前のように労働と買い物があれば地域のコミュニティー(社会)ができ、地域の経済と人は自立していく、それは個人の自立にも大きな意味があった。

まだ、暗闇へ向かうこの時代だからこそ、人は悩み、考え、メランコリーに苦しむことをより深く受け入れることができる。それこそがよりポジティブにこの時代を生きるということだと私は思う。
逃避は分裂を招く、より力強く生きることは次の時代に必ず大きな糧となる。

10年計画、30年計画、生涯計画、3世代計画、7世代計画。
最終的に辿り着くところを見たい。
今の人が7世代先を生きれば時代は進むが、作り、壊すのサイクルを早めれば早めるほど、破壊と崩壊は早まる。そんな当たり前のことこそ煙草の煙のように漂っているものなのだろう。

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