気温が上がれば小動物たちが姿を現す。
トカゲにイタチ、トンビ・・それにつられてか、動物たちと同じように生命が喜ぶのか、子ども達も外へと繰り出す。
動きも冬とは違っていきいきしている。
池には一羽の鴨がまだ残っている。
「写真を撮って」と娘。単焦点の標準レンズでは難しい事を告げると、走って軽トラに置いてある祖母からもらったコデジを取に行く。
近くに寄ろうとすると鴨はスイスイと離れていく。そこから、娘は立ち止まりカメラを構えて鴨をしばらく眺めていた。
まつなが畑は今年、色々と変化の年になりそうだ。
時とタイミングが訪れたのかもしれない。こういう時こそ残り鴨のように生きてみたいと思うものかもしれない。
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