震災をきっかけに4年半続いた暮らしをつむぐネットワークに終わりを告げた。
忘却という人の性を越えて闇と向い続けることは難しかったという結果を受け入れたい。
闇深まるこの時
もうすぐすればそれは反転し、徐々に闇は明けて行く
そのとき、時の基軸は限りなく光に向きはじめる
私たち人間はその無意識に逆らうことが出来ず新たな世界へ足を踏み入れる
時という、針では表せられない無限の世界がそこにはあることを
私たち人間はもうすでに感づいている
見て見ぬふりすることだけが、その大きな流れに対する些細な抵抗だろう
だが、その抵抗も関係なく人は次へと進まなければならない
些細な抵抗は100年200年もすれば、人は人としていられなくなるほど消耗している
たった100年200年と言う時間を私たち文明人はどう見るのか
人の過ちは繰り返される。だからこそ次へ進まなければいけない。
人が生きるとき、過ちを繰り返す世界にあっても希望と言う光が垣間見えるのか、信じられるのか、どちらかが無ければ生きるに苦しい。
闇はもうすぐ明ける。
そして新たな生命がこの世に産み落とされ、闇減るその時期から光へと向かうことはこれからの人生に深く刻まれる。
始まりあれば終りあり、終わりあれば始まりあり。
その原理原則のもと私たちは始まりの準備をしている。それは、限りなく時という流れに沿った形で。
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