2017/12/31

未分類 2017-12-31

殆どこのブログも書かずに一年を終える。
こんなものかな?と思う一年。

土を耕し、種を播く。
それ以上に何もしなかった一年。

人は暇とお金があればろくなことを考えない。私もそう思う。
だから生きることに時間と人生を費やせたら良いのだが、この時代そうはいかない。気付いた時には自分を見失い、何かを選択する些細なことを喜びとする。

身の丈を越えない生き方は弁えを知らなければ、知らずと何かを傷つけることを知らなければならないし、
もし身の丈を伸ばしたければ丈を超えた行為をしなければいけない。それは同時に誰も知らないこと、やらないことでもある。
そこには覚悟がいる。自らを犠牲にし、家族を犠牲にし。子孫繁栄さえも。
嫌ならば身の丈を越えない生き方をすればいい。

私はそういう身の丈を伸ばそうともがく人たちを見てきた。しかし、それを正義とは思わない。むしろ愚かとも思う。
だが、一番の悪は身の丈を伸ばさない人々の身の丈を超える行為だろう。

年を越せばもう一度まつなが畑の門をこじ開ける。

オウムサリン事件、X JAPAN toshiの洗脳事件、反原発運動、今になって気になる。
この国の大きな落とし穴は何も埋まっていないが人というものが少し分かってきたような気もする。

「今が良ければ良い」という楽天的な考え方が大きな間違いを何度も犯してきた時代背景がある中で何事かに関心を持った善意ある少数の人々が時に大きな間違いを犯す。
まつなが畑もまた人々の内にあるその一旦を見たような気がする。

普通に歩くことがいかに難しいか?
私は知っている。

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