今年も何ら問題なく梅の花が咲く。
花が咲くことが当たり前なのか、偶然なのか、奇跡なのか、分からないが毎年少しずつ変化している。
この世界のあらゆることが。
ただ、大きく変化した事よりも気付かないほど小さな変化のほうが人は安心する。それは、人の無意識の中に飛び込んでくるからだろうか。
そして、これから花を落として、若葉が芽吹き、実を実らせる。毎年同じ光景。
意識は人に感情を与える。
一年で見れば、裸っだた樹が咲かせ、芽吹き、実らせることは大きな変化。
その度に人は気付き喜ぶ。
ふと、気付くことがあるなら、それは双方の世界の関係性なのだろう。
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