32歳。
子供たちの粘土の虹色ケーキと。
6か月の息子を連れてこの奈良の御所に来たのが24歳のとき。今は3人目が産まれようとしている。
家族揃ってご飯が食べられる。
家族揃って会話ができる。
どんな時も家族が身近にいて、自分の中の時間が家族と言う世界が基準となり刻まれている。
時とタイミングと運というのは偶然の世界だけど、私は全てにおいて恵まれていると思う。
時間と言うものはすぐに持って行かれてしまう。それを、自分の手にギュッと握りしめる。もちろんその代償もあるけれど、それってそんなに大したことが無いのかもしれない。れとも、大したことがあっても手放してはいけないのかもしれない。
就農当初と比べると、周りの農家もお客さんも忙しくなってきているように感じる。
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